
糸、横糸とも通常より太いムラのある糸を甘めに縒り旧型の力織機、シャトル織機で織ったセルビッチデニムは独特の素材感があります。デニムの産地、岡山県倉敷市でも数台しか無いふるい力織機は生産効率も決して良くなく、長年培った職人技術が必要となります。
時間と手間をかけ作られたローテンションの打込みによるデニムは履き込むうちに柔らかく馴染みヴィンテージデニム特有の色落ちになります。風合いを重視する為、防縮加工は一切行なわず、生機(きばた)で仕上げます。
設立時は工房での生産のみでしたが、現在はお客様のニーズと信頼出来る工場の協力により生産体制を強化しました。
縫製糸はポリエステルフィラメント芯に綿糸を巻いたコアヤーンを使用。綿糸の色落ちを持ちながらもステッチ切れを防ぐ強度を持っています。綿糸にこだわる場合は風合いを重視して上糸を綿糸、本縫い、環縫い共に強度の必要な下糸をコアヤーンを使う等、工夫しています。
またステッチの太さやピッチで表情がかわるので、#0,#6,#8,#20,#30の太さや色の違う糸を箇所で変え縫製を行なっています。